鉄部のさびを安定化させ防食性を高める
塗装部の塗り替え時期にある鋼構造物の多くは少なからず発錆部がありますが、防錆処理には多くの工数と費用を要し、 また、発錆度合い、あるいは構造上の問題から十分な処理(除錆)ができないことが多く、せっかく塗装しても発錆部の処理が悪いため、 比較的短時間で再びその部位から発錆するといったケースがしばしば見られます。
さび安定化防錆処理剤「NK-100」はこのような発錆面に対し、ルーズな浮き錆を除去する程度の下地処理で塗装でき、 且つ「NK-100」は錆層へ奥深く浸透し、同時に錆と化学的に反応結合し、錆を不活性化(安定化)させる、錆面用として開発した新規な処理剤です。 上塗りとしてシールコート007を使用することでより強力な防食作用を発揮します。
1. 処理剤中の特殊なキレート樹脂成分が"さび"と反応結合し、錆を不活性化(安定化)し、強固な塗膜を形成する
2. バリヤー性の非常に高い塩化ビ二デリン樹脂を、主ビヒクルとして使用している為、H2O、O2等の腐食劣化因子の侵入を遮断する
3. 処理剤中の特殊な酸成分が鉄(錆)をイオン化させ、そのFeイオンとキレート樹脂が直ちに反応結合する為、エッジカバー性に優れる。(錆の凸部と優先的に結合する。)
4. 水溶性である為、人体および火気に対して安全である
5. 下地処理(ケレン)が軽減できる
6. 処理後、保護膜の形成とともに塗膜が黒変するので効果が確認できる
優れた防食効果を発揮
■試験体 発錆鋼板SST
■塩水噴霧試験 3160時間
クロスカット法(20年相当)
シールコート007のみ 下地NK-100+
シールコート007
塗装後15ヶ月変状なし
推奨膜厚 15〜20μm 乾燥時間(指触) 15分
理論塗布量 0.06kg/u 塗装インターバル 12時間(20℃)
1. 塩化ビニリデンのエマルション樹脂処理剤が鉄(さび)と接触する
2. 処理剤中の酸性成分により鉄イオン(Fe2+)が処理剤と鉄(さび)の界面に溶出し、エマルションを破壊する
3. エマルションの折出・融着・造膜が始まる
4. 同時に処理剤中のキレート樹脂が活性化された鉄面(さび)と反応してキレート結合を形成し、鉄(さび)を不活性化(安定化)する
5. 脱水により塗膜が硬化(乾燥)する